バチカン市国とは

世界最小の独立国家

バチカン市国はイタリアのローマ市の中に位置する世界最小の独立国家です。
面積は約0.44平方kmで人口は約820人と小さな国ではあるものの、ローマ教皇庁に統治されているカトリック教会の中心地でもあります。

都市国家であるバチカン市国に首都はなく、人口のほとんどはカトリック教の枢機卿や司祭などの聖職者や修道士もしくは修道女たちです。
国内にはカトリックの修道者以外の労働者もいますが、その多くは隣国のイタリアから通勤しているといわれています。

バチカン市国の歴史

現在のバチカン市国のある地域は、古代から「聖なる地」とされてきました。
4世紀にコンスタンティヌス1世によって教会堂が建てられて以来、キリストの一番弟子であった聖ペテロの墓所としてローマ教皇の住む教皇庁となったのです。

16世紀に入ると教会堂は新たに聖堂として再建され、サン・ピエトロ大聖堂、バチカン宮殿、サン・ピエトロ広場、バチカン美術館など文化的かつ芸術的に優れた価値を持つ建築物が生み出されました。
これらの貴重な建築物や芸術作品を有するバチカン市国自体は、1984年にユネスコの世界文化遺産に登録されています。

バチカン市国の見どころ

サン・ピエトロ大聖堂

イタリアのバロック様式を代表する建築物で、内部にはミケランジェロ設計の大円蓋(クーボラ)やベルニーニ作の大天蓋(バルダッキーノ)など見応えのある装飾がなされています。また、キリストを抱く聖母像の彫刻「ピエタ」も見逃せません。

バチカン宮殿

ベルニーニ設計の大階段で大聖堂とつながっているローマ教皇の住居です。ルネサンスを代表する芸術家ラファエロのフレスコ画のある「ラファエロの間」が有名です。

バチカン美術館

宮殿の北側に位置する20以上の施設を総称してバチカン美術館と呼んでいます。主な収蔵品としては古代ローマの彫刻「ラオコーン像」、ミケランジェロ作の「最後の審判」、ラファエロ作の「キリストの変容」などが挙げられます。

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