サン・ピエトロ大聖堂

ローマカトリック教会の総本山

サン・ピエトロ大聖堂はバチカン市国にあるカトリック教会の総本山です。
世界各地域にあるローマカトリック教会の中心ともいうべき聖堂で、その前身は聖ペテロの墓所に建てられたバシリカと呼ばれる木造建築だったと伝えられています。

このサン・ピエトロ大聖堂は、キリスト教の教会建築としては世界最大級の規模を誇り、大聖堂および隣接するバチカン宮殿やバチカン美術館などを含めたバチカン市国全体がユネスコの世界文化遺産として登録されているという貴重な建築物です。

サン・ピエトロ大聖堂の由来

サン・ピエトロ大聖堂は、4世紀にコンスタンティヌス1世の命令により、聖ペテロの墓所を参拝するための教会堂として建設されました。
聖ペテロはキリストの一番弟子であり、初代ローマ法王でもあった人です。

大聖堂の名前にもなっているサン・ピエトロとは聖ペテロのことで、この大聖堂のイタリア語の名称「Basilica di San Pietro in Vaticano」は「ヴァティカーノ丘の聖ペテロのバシリカ」という意味になります。
バシリカとは教皇からの特権を受けた聖堂という意味で、この大聖堂はサンタ・マリア・マッジョーレやサン・セバスティアーノなど並ぶ特権を与えられた7つの教会堂のうちの1つです。

大聖堂の見どころと魅力

初代の聖ペテロ教会堂が建て直されたのが16世紀のことで、その設計にはルネサンス期の巨匠ミケランジェロが携わりました。
大聖堂の内部ではミケランジェロの設計による荘厳で厳粛な雰囲気と、膨大な芸術作品群れを楽しむことができます。

なかでも身廊のミケランジェロの彫刻「ピエタ像」、ドメニキーノのモザイク画「聖セバスティアヌスの殉教」、ベルニーニの「チポーリオと天使」は名作の呼び声高い作品です。
ほかにも2階構造の建物のファサード(正面)やサン・ピエトロ広場のオベリスクなども見逃せません。
見どころの多いサン・ピエトロ大聖堂は、ゆっくりと時間をとって鑑賞したい場所です。

ちなみに・・・ダン・ブラウン原作で映画化された「天使と悪魔」はバチカンが舞台になっています。映画を見て、「バチカンでどうやってロケしたんだろう」と不思議に思っていましたが、実はすべてセットだったそうです。ビックリ!

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